エスティマブレーキパッド交換

今回はエスティマ(50系)の「フロントブレーキパッド交換費用・方法・時期」を現役の自動車整備士が詳しく解説していきます。

他にもおすすめのパッドなども紹介していきますのでぜひ参考になればと思います。

交換費用は?

交換費用

車屋さんによって違いはでるのですが
1時間の作業工賃
・8,000〜10,000円平均です。

「エスティマ」
ブレーキパッド交換標準作業時間は0.9時間
7,000〜9,000円になりますね

※上記の工賃+ブレーキパッドの料金が全ての交換費用になります。

 

交換費用を安くする方法

交換費用を安くする方法があります。それは、車検時に変えてもらう事です! 

車検の点検整備には「ブレーキを分解して点検する作業」が含まれているので、そのついでに交換してもらえば安くなるって事です。

※格安車検などはブレーキを分解していない所もあるので事前に確認しましょう。

 

車検見積もりは⬇︎下記のリンクから簡単にできるのでおすすめです!

⬆︎パソコンの方が見やすいのでおすすめ!

 

交換方法

エスティマブレーキフルード

まずはブレーキを分解する前にブレーキフルードスポイトで抜いておきます。

ピストンを縮めるとブレーキフルードが溢れてくるのでMINラインぐらいまで抜いておきます。

 

エスティマブレーキパッド分解

ではブレーキを分解していきます。

キャリパーの下の「14mm」のボルトを外していきます。

 

エスティマブレーキパッド脱着

ボルトを外すと写真のようにキャリパーが持ち上がりパッドが外せます。

持ち上げる際にブレーキホースの抵抗がありますが切れることはないので大丈夫です。

 

エスティマピストンバック

ブレーキパッドが外れたら、ピストンを縮めていきます。

自己流ですが、ぼくは「ウォーターポンププライヤー」で握って縮めます。

※硬いので力一杯握ってください。

 

エスティマピストンブーツエア抜き

ピストンを縮めるとブーツに空気が入ることがあります。

その時は写真のように薄刃のマイナスドライバーなどをブーツとピストンの間に入れ抜いてあげます。

空気が入ったままだとブーツが破けるので注意しましょう!

 

エスティマブレーキパッド

古いパッドの「シムを綺麗にし

新しいパッドに移し替えます。

※金具(ウェアインジケーター)がついている場合は同じ位置に移し替えましょう。

 

エスティマブレーキパッドグリスアップ

写真のようにブレーキパッドと「キャリパー・ピストン・マウント」が当たる所にグリスを塗っていきます。

「シムとパッドの間」にもグリスを塗っておいてください。

 

エスティマブレーキパッド取付

グリスを塗り終えたら後は逆の手順で戻していくだけです。

パッドをつける時のコツ斜めに入れてあげると入りやすいです。

 

エスティマブレーキパッド交換完了

交換完了した写真がこちらです。

 

エスティマブレーキフルードタンク

最後に装着完了したらピストンが戻っているのでブレーキが固くなるまで何回か踏みます。

これをしないで車を動かすと

ブレーキが効かないので必ず行ってください!

その後にブレーキフルードをMAXラインに調整して終了。

 

今回交換したパッドはこちら

交換に使用した工具

ブレーキ分解に使用した工具

KNIPEX(クニペックス)のコブラウォーターポンププライヤー

KTC 45°×6° めがねレンチ 12×14mm

・スポイト

 

交換時期は?

部品交換時期

交換のタイミングは様々あります。

  • ブレーキパッドが無くなり異音がした時
  • 点検、車検、タイヤ交換の際に交換を勧められた時
  • ブレーキパッドをカスタムしたい時

などがあります。

僕の経験上は、走行距離が「4〜6万キロ」あたりでブレーキパッドが無くなりますのでその辺りが交換時期です。

ハイブリット車はもう少し減りが遅いです。

 

おすすめのパッドは?価格は?

下記の記事にておすすめブレーキパッドメーカーの「口コミ・特徴・適合表・おすすめな方」など色々な情報を掲載してありますのそちらをご覧ください。

ブレーキパッドの口コミはこちら

 

今の時代はネットで買うのが1番安いので

交換を車屋さんにお願いする人は、ブレーキパッドをネットで購入して、車屋さんに持ち込んで変えてもらうのが1番おすすめです!

※持ち込みNGな車屋さんもあるので事前に確認しましょう。

 


記事を最後まで見てくださってありがとうございます。一人でも多くの人の参考になれたら嬉しいです!