ステップワゴンブレーキ

今回はステップワゴンスパーダ(RK6)の「フロントブレーキパッド交換方法・手順」現役の自動車整備士がくわしく解説していきます。

他のも交換費用・料金おすすめのパッドなども紹介していきますのでぜひ参考になればと思います。

交換方法・手順

ステップワゴンブレーキフルード

まずはブレーキフルードをスポイトで抜いていきます。

ピストンを縮めるとブレーキフルードが溢れてくるので、MINぐらいまで抜いておきます。

 

ステップワゴンブレーキパッド分解

ではブレーキを分解していきます。

ブレーキキャリパーの下の12mmのボルトを外していきます。

 

ステップワゴンブレーキ分解

ボルトを外すと写真のようにキャリパーが上に持ち上がりパッドが外せます。

※上下にピンが刺さっているので取付の時にお忘れなく!

 

ステップワゴンピストンバック

パッドが外れたらピストンを縮めていきます。

ぼくは、写真のように「ウォーターポンププライヤー」で縮めていきます。

※硬いので力一杯握りましょう!

 

ステップワゴンピストンブーツ

ピストンを縮めたとき、ブーツに空気が入るので薄刃のマイナスなどを使って写真のように空気をぬいてあげます。

 

ステップワゴンピストンブーツ

空気をぬいた写真がこちらです。

※空気をぬかないと、ブーツが破れピストンの固着につながります。

 

ステップワゴンブレーキパッド

外したパッドと新しいパッドです。

古いパッドのシムを綺麗にし、新しいパッドに移し替えます。

 

ステップワゴンブレーキパッドグリスアップ

シムを移し替えたら、グリスを塗ってあげます。

グリスを塗る箇所は

  • ブレーキキャリパー
  • キャリパーピストン
  • キャリパーマウント

と「パッドが当たる所」に塗ってあげます。

赤丸はウェアインジケーター

 

ステップワゴンブレーキパッド装着

グリスを塗ったらあとは逆の手順で戻していくだけです。

パッドがついていた位置を忘れた方は

ステップワゴンの場合はウェアインジケーターが「左右とも内側の上」になるように取り付けます。

ウェアインジケーターとは
ブレーキパッドの残量が少なくなると金具がローターに触れ、音をだし、お知らせする部品

 

ステップワゴンブレーキパッド交換完了

取付完了した写真がこちらです。

 

ステップワゴンスパーダブレーキフルードタンク

最後に取付が完了したらピストンが戻っているのでブレーキペダルを固くなるまで何回か踏みます。

これをしないで車を動かすと

ブレーキが効かないので必ず行ってください!

その後にブレーキフルードをMAXラインに調整して終了。

 

今回使用した工具

工具

 

交換費用・料金は?

交換費用

車屋さんによって違いはでるのですが
1時間の作業工賃
・8,000〜10,000円平均です。

「ステップワゴンスパーダ」
ブレーキパッド交換標準作業時間は0.9時間
7,000〜9,000円になりますね

※上記の工賃+ブレーキパッドの料金が全ての交換費用になります。

交換費用を安くする方法

交換費用を安くする方法があります。それは、車検の時に変えてもらう事です! 

車検の点検整備には「ブレーキを分解して点検する作業」が含まれているので、そのついでに交換してもらえば安くなるって事です。

※格安車検などはブレーキを分解していない所もあるので事前に確認しましょう。

 

車検見積もりは⬇︎下記のリンクから簡単にできるのでおすすめです!

⬆︎パソコンの方が見やすいのでおすすめ!

 

交換時期は?

点検

交換のタイミングは様々あります。

  • ブレーキパッドが無くなり異音がした時
  • 点検、車検、タイヤ交換の際に交換を勧められた時
  • ブレーキパッドをレベルアップさせたい時

などがあります。

ぼくの経験上は、走行距離が「4〜6万キロ」あたりでブレーキパッドが無くなりますのでその辺りが交換時期です。

ハイブリット車はもう少し減りが遅いです。

 

おすすめのパッドは?適合表は?

下記の記事にておすすめのブレーキパッドメーカーの「口コミ・特徴・適合表・おすすめな方」など色々な情報を掲載してありますのそちらをご覧ください。

ブレーキパッドの口コミはこちら

 

今の時代はネットで買うの1番安いので

交換を車屋さんにお願いする人は、「ブレーキパッドをネットで購入して、車屋さんに持ち込んで変えてもらう」のが1番おすすめです!

※持ち込みNGな車屋さんもあるので事前に確認しましょう。

 

記事を最後まで見てくださってありがとうございます。参考になれば嬉しいです!